免疫療法

ガン治療には手術や抗がん剤による化学療法や放射線療法だけではなく、「免疫療法」というものがあります。免疫療法とは、「NKT細胞」を利用するガン治療のことです。

NKT細胞の働きを高めて、ガン細胞を攻撃させるのです。
また、これと似たようなガン治療として「ワクチン療法」も存在します。

ワクチン療法とは、全てのガンに共通して存在する「WTI」というたんぱく質の断片をワクチンとして利用するガン治療のことです。さらに、ワクチン療法の進化版として「HER2」というたんぱく質を利用したワクチン療法もあります。
(「WTI」を利用したワクチンよりも強力です)

ちなみに、どうでも良い話ですが、あの食品会社のニチレイのバイオサイエンス部門で「HER2」の「免疫組織化学染色試薬」を製造しているようです。


この他、クローン技術を利用して作られた「モノクーロナル抗体」を利用してガン治療を行う研究も進んでいるようです。ちなみに、モノクロナール抗体を使った治療を行う上で大切な「ヒト抗体」についてですが、キリンビールがヒト抗体遺伝子を持つ「TCマウス技術」の生産に成功しています。
(な・・・なぜキリンビールが・・・(^_^;))

免疫療法は、現段階では大きな副作用もないため、患者さんへの負担も少ないガンの治療法ですので、今後一層の普及が待たれます。
(今回、ガンを発見した病院に紹介状を書いてもらい、父にはガンの免疫療法を行える病院に受診してもらいました)

ところで、このガンの免疫療法ですが、確か保険適用はなかったように思います。

健康保険適用されないということは、多額の治療費を全額自己負担しなければならないということになりますので、金銭的には結構辛いような気がします。

ただ、お金や財産はあの世には持っていけないですので、もし、免疫療法を行うことになったら、財産は全て医療費として支払っても良いかと思います。
(でも、やはり健康保険対象になってくれたら大変嬉しかったりするのですが)

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