3月02日 元気バクハツ

今日は父の管が全部抜けました。そんなわけで、父のパワーも全開です。
うちの父は思いっきりパワフル(見方を変えると怪獣並みなのでございますが・・・)なので、まだ病み上がりのときにパワー全開というのは非常にまずいのでございます。

「もう管は全部とれたからな!これからは毎日1時間ほど鴨川を散策して、美味しいコーヒーなんかを優雅に飲むんや!(゚ε゚)」などと、恐ろしいことを言っています。

しかも、「先生からは、はよう歩けって言われてるからな、散歩したら丁度ええんや。(゚ε゚)」とか、お医者さんから免罪符を得たかのように、公然と病院から抜け出す気でいっぱいなのでございます。

あ、でも兆しはあったんです、入院前から・・・。(-"-#)
外出用の下着や外出用の衣類を、かさばるにもかかわらず3枚ずつ用意して持って行っておりましたし、何か嫌な予感はしていたのです。

でも、「希望」とか「楽しいこと」を励みに頑張ってくれたらいいなぁ〜って思ってましたので、外出用の衣類とかについては、特に何も言及しなかったのです。

でも、やはり外をウロチョロするのは早すぎるような気がしたので、今日は父に言いました。
「あのな、病み上がりで抵抗力とか落ちてるし、胃が小さくなって急に血糖値とか下がったら、低血糖で倒れる恐れとかあるやろ?だから、まだしばらくは病院の中を歩くようにした方がええねん。(`ε´)」

すると、父も心当たりがあったらしく、「いやなぁ、そう言えば、地下の売店に行ったときに急に気が遠くなってめまいしたんや。あれ、低血糖やったんかなぁ〜 (゚ε゚;)」とのこと。
とりあえず、その場は病院の外を散歩するのはまだ止めとこう・・・ということで、納得してくれたようなのでした。

しかし、その後の昼のゴハンタイムになって、また新たな衝撃の事実が発覚したのでした。
今日のお昼のご飯は、鳥のささ身をゆでたものと、サツマイモをひとかけら(2〜3cm程度)と、ヨーグルトと、五分粥と、オヤツ(小袋のを一袋分)と豆腐と野菜の煮物などが出たのですが、それをまったく食べようとしないのです。

どうしたのかと思って、「何か食べた?(´・ω・`)」と、恐る恐る聞いたら、「あぁ、さっき飴食うたんや。(゚ε゚)」とのこと。

そこで、「飴って、今どこにあんの?」と聞いたら、引き出しの中だといいます。
そこで、引き出しを開けたら飴の袋が2袋発見されました。

私がその飴を見て仰天していると、父が「今日はな、飴、一袋全部食うたんや〜 (゚ε゚)」と、一言。ほんまにもう、コケそうになりました。
「飴、一袋全部食べたん?!煤i!?゚Д゚)」そう私が尋ねると父はさも嬉しそうに、「すごいやろ〜!今日、全部食うたったんや〜!(`▽´)」と、自信満々に告げたのでした。

私がその後に父に説教してしまったのは言うまでもありません。
「あのね〜、病院の出す食べ物はバランスのとれた食事やねん。それを食べれんくなるほど飴を食べてしもたら、傷口が治りにくくなるやろ?しかも、お茶の変わりに○○○○○○○(清涼飲料水)飲んでるやん。
これやと飴のカロリーとあわせると、糖分が多すぎて・・・ (-"-##)ブツブツ」

・・・と言うと、父も納得したのか、ブツブツ言いながら病院から出された食事を食べました。しかしながら、どうしても鳥のササミだけは嫌いなようで、結局食べようとしませんでした。

ところで、父といえば、毎晩のように電話をしてきて、ラブ(うちの飼い犬)の様子を聞いてきます。昼にも様子を聞いているので、夜に聞いても仕方ないと思うのですがよっぽど気になるらしく、「ラブは大丈夫か〜、鳴き声が聞こえんようやけど〜 (゚ε゚)」と、聞いてきます。
(うちの子はラブラドールなんで、元々、要求吼え以外はめったに鳴かないんですが・・・(-"-;))

更に昨日からは、別バージョンも登場しました。

「あのな、ドイツで鳥インフルエンザにかかった鳥を食うたネコが鳥インフルエンザにかかったんやて。ラブも鳥インフルエンザにかからんように気ぃつけろや〜 (゚ε゚)」

「もぅ、何度も言わんでもわかっとるがな〜 (´A`)」と、言おうかと何度も思いましたが、ストレスは治療の妨げになるので言うのはやめました。(これはもう、退院するまで続くやろなぁ〜って思います。_| ̄|○、;'.・ゲフゲフッ)

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